株主総会が経営に及ぼす影響とは

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株式会社では基本的に会社の所有と経営の分離が図られており、実際の運営は取締役などの機関に任されることになります。株主総会は会社の所有者である株主によって構成され、会社を運営する上での基本的な方針や重要事項に関する決定が行われます。

株式会社には公開会社と非公開会社があります。公開会社は株式の譲渡が完全に自由な会社と、一部の株式の譲渡について会社の承認が必要な会社のことです。一方非公開会社では全ての株式の譲渡について会社の承認が必要になります。公開会社では取締役会の設置が義務付けられており、譲渡の承認は取締役会が行います。非公開会社における取締役会の設置は任意なので、基本的に譲渡の承認は総会の普通決議によります。普通決議は議決権の過半数を有する株主が出席し、その過半数により決議が行われます。承認機関については定款で異なる定めをすることもできます。

会社を運営する上で重要となる商号や目的、資本金などに関する事項については定款に定められています。会社が重要事項を決定し定款を変更する場合には、基本的に総会の特別決議が必要です。特別決議は議決権を有する株主の過半数が出席し、その3分の2以上により決議を行います。基本的に所有と運営が分離された株式会社ですが、重要事項の決定など総会は大きな影響力を及ぼします。