会計の基礎知識は経営に必須

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会社経営で必要な会計の知識には、細かいルールがあります。よく発生する過剰科目に売掛金と買掛金があるので、この違いを把握しておきましょう。まず売掛金は、こちらが商品を販売した代金を、翌月以降に支払ってもらうときに使用します。お金を払ってもらう権利があるということで、債権と表現する場合もあります。

次に、買掛金はこちらが商品を購入して、翌月以降に支払いを行う場合に使用します。お金を支払う義務を負っているので、債務と表現することもあります。売掛金と買掛金で大切なのは、回収予定日と回収率などの管理が必要です。指定した日までに支払いが行われないとき、もしくは支払いが行えないときは、双方の信頼関係まで損ねてしまいます。

そこで、「支払期限」「支払方法」などに関するルールを事前に決定しておきます。この勘定科目は、日常的に使用する言葉に置きかると非常にわかりやすくなります。「ツケで支払う」という言い方がありますが、これは会社の経理でいう「掛け」と同じです。クレジットカードも同じで、使った分を後で支払っている分は買掛金と同じ利用方法だと考えて構いません。経理独特の言い回しで区別しにくいといわれますが、慣れると簡単な勘定科目の1つです。